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2016/05/28

プロゲーマーのアカウントが停止、理由は「親の名義で作ったアカウント」



本日「Coca-Cola Zero League of Legends Champions Korea Summer 2016」に参加している「ESC Ever」チームのADC「Loken」イ・ドンウク選手が他人の名義を盗用してアカウントを使用したのが発覚され30日間ゲーム利用停止処分を受けました。Global Penalty Indexによるとアカウント共有などの代理ゲーム行為が摘発されたイースポーツ選手は最大シーズン20ヶ月の出場停止、500万KRW(約46万円)の罰金及び250時間の社会奉仕に該当するイースポーツ懲戒を受けるようになります。

これによってライオットゲームズはLCKを共同主催している韓国イースポーツ協会と賞罰委員会を開催し選手に対する調査を実施しました。選手のゲーム記録及び本人の陳述を通して両親の名義を利用してアカウントを作成してプレイした事実が確認されました。しかしそのアカウントを他人と共有したり、金銭的利得を取るための代理ゲーム(通称「ELO Boost」)を行った状況は見られませんでした。

賞罰委員会は調査結果をもとで選手に対する懲戒を論議し、20時間の社会奉仕を適用することを決定しました。当選手は懲戒発表時点から3ヶ月後の2016年8月27日まで与えられた社会奉仕を完遂させる義務があり、もし与えられた期限を守れなかった場合は追加懲戒を受ける可能性があります。

これからもライオットゲームズは公正で透明なイースポーツ大会を作り
健全なゲーム文化を作るため努力を尽くします。


以上がライオットゲームズの発表でございます。ではここからは私が多分みなさんが持つと思われる疑問「なんでわざわざ両親のアカウントで?」について軽く説明しようかと思います。

とりあえず多分LOLを楽しんでいる方ならお分かりになると思いますが、日本サーバーや北米サーバーの場合メールアドレスさえあればアカウントを作ってLOLを楽しめることが出来ますし、メールアドレスさえ持っていれば幾つでも作られます。

しかし韓国サーバーは少し違って本人を証明できるもの、例えば本人名義の携帯番号などが必要とされます。なので外国の方は韓国で住んでいる方じゃないと正式な方法でアカウントを作る方法はありません。たまに見かける「KRアカウント売ります」と言うのは闇のルートを通してある韓国人の個人情報を入手しそれでアカウントを作成して販売することです。不法だし急にアカウントが使用不可能になる危険性もありますのでKRアカウントを購入するのはやめましょう。

話を戻して、韓国サーバーのアカウントを作るにはある程度の個人情報を入力するのが必須になります。それはつまり、韓国サーバーではユーザーの年齢などの個人情報が入っているということです。LOLだけじゃなく韓国でサービスしているすべてのオンラインゲームにはユーザーの年齢情報は必ず保有することにしています。その理由はまあ色々ありますけど一番大きいのは2011年から実行された「シャットダウン制度」のためです。

シャットダウン制度は簡単に言うと「青少年の睡眠権を保障するために深夜のゲーム利用を阻止する」ために作られた法案です。LOLの場合22:30から翌日6:00まで16歳未満の青少年のゲーム利用が不可能になり、22:30になると16歳未満のアカウントは強制終了されます。


しかしプロゲーマーにとって(正直に言って普通に考えても)この法案は異常です。ちなみにLOLではありませんがStarcraft IIの場合、海外で行われたオンライン大会に参加したプロゲーマー(当時は未成年)がこのシャットダウン制度によって試合中(しかも決勝戦)に強制終了されて配信を見ていた外国のファンたちを唖然とさせたこともあります。その後、強制終了された理由について知ったある外国人は「え、そこって北朝鮮だったの?」と言ってたエピソードもあります。

ESC EverのLoken選手は1998年2月14日生まれで現時点では18歳ですが中学生の頃からプロゲーマーを目指して練習するため両親の個人情報を借りてアカウントを作成し練習をしていたらしくて今までそのアカウントをずっと使用していたらしく、それが発覚されてアカウント停止処分を受けることになりました。理由がどうあれとりあえず「個人情報盗用」ですから。しかし事情も事情だったので懲戒も社会奉仕20時間と言う軽い懲戒にすんだのでしょう。

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